寒肥は土の上にまかず、土を掘って肥料を埋めてやります。
春先に根が肥料を 求めて深くまで根を伸ばし、猛暑の暑さにも強くなります。深く伸びた根はラジエーターの役目を果たし、暑い季節に土の中の冷たい水を体中に届けます。
☆花芽が付く時期は肥料を控えます。花咲く肥料などに切り替えましょう。
☆庭植えの花木・樹木の場合は、最低年1回、寒肥として与えましょう。
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☆スイレン
次から次へと花の咲くスイレン。
植え付けの時にしっかりと肥料を入れることで、長く花が楽しめます。
○元肥(1回の量)
土1Lに対して3〜4粒
池などへの施肥:一株に一握り(30g)
肥料は鉢の土の中に埋めます。
○追肥(1回の量)
土1Lに対して3〜4粒
5号浅鉢:3~4粒(15g)
肥料は鉢の土の中に埋めます。
注意:メダカのいる場合はご使用をお控えください。
☆洋らん
さまざまな種類の洋らんが育てられています。
一概に同じようには使えませんが、室内で育てられている洋らん栽培には、におわない「おまかせ」が好まれています。
洋らん愛好家の方たちにも愛されている「おまかせ」。花後から花芽が付く秋まで月1回施肥します。
夏の暑いときは液肥や速効キチン肥料を与えて、充実した花芽を育て感動の花を咲かせましょう。
☆洋らん(ミニ胡蝶蘭など)
○追肥(1回の量)
3号鉢(9cm):1粒(4g)
幼苗:1年中与えられます。月に1回施肥。
開花株:開花後から秋まで与えます。
※秋になると花芽をつけるので肥料は控えましょう。
○秋に肥料を取り除くのはなぜ?
洋らんが花をつけるのは、「子孫を残さなければ・・。」と、危機感を感じるからです。
窒素のような栄養があると「そんなに無理しなくて良いか。」と、のんびりしていしまい花芽を作らなくなってしまうことがあります。
そのため秋になったら肥料を取り除き花芽分化を促します。
※ひと月前に与えた肥料はそのまま置いておいて大丈夫です。
(秋になったら取り除きましょう。)
☆洋らん(シンビジウムなど)
○追肥(1回の量)
5〜7号鉢(鉢径15〜21cm):一握り(30g)
月1回施肥。秋になったら取り除きます。
※シンビジウムは肥料要求度が高い洋らんです。多めに肥料を与えるようにしましょう。
☆洋らん(カトレアなど)
○追肥(1回の量)
4〜5号鉢(鉢径12〜15cm):4粒(15g)
月1回施肥。秋になったら取り除きます。
☆洋らん(パフィオペディラム)
○追肥(1回の量)
5号鉢(鉢径15cm):3〜4粒(10g)
月1回施肥。秋になったら取り除きます。
※パフィオは根が弱いので肥料は少なめにし様子を見ましょう。
肥料の計量目安
1粒(粒の長さ1cm〜2cm) : 1.5〜3g
1握り: 25〜30g
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